キャプテン・クックがハワイ島と遭遇したように、
私たちはその島で、コーヒー豆の最高峰、
「ハワイコナ・コーヒー」とめぐり遭いました。
陽光ふりそそぎ、そよ風と戯れる日々、コーヒーの理想郷、コナ。
実はそこは、コーヒーだけではなく、
私たちにとっても“楽園”だったのです。
夢のかたちドトールのコーヒー農園「マウカメドウズ」。
今から約2500万年も前の海底火山の噴火によって次々と誕生した、大小8つの島々、ハワイ諸島。なかでも、最も大きく、最も若く、最も南に位置する、アメリカ合衆国最南端の島がハワイ島です。
カメハメハ大王が生まれた島。
女神ペレが住むといわれ、今も静かに溶岩を流しつづけているキラウエア火山で知られる島。
そして、世界で最も“空気が美しい”マウナ・ケア山(4,205m)の頂にある世界最大の天体観測基地では、日本の「すばる」を始め世界各国の天文台が白いキノコのように寄り添い、夜毎、満天の星たちと感動的な会話が交わされている島。
そんなハワイ島のほんの一画を占める地域に、名実ともに世界を代表する上質なコーヒーを栽培している場所があります。それが、「コナ・コーヒー」の産地として名高い「コナ地区」です。あたかも、世界的なワインの産地がフランスの中でもボルドーやブルゴーニュであるように・・・・・・。