<iframe src="//www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-52W6C6" height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden">

株式会社ドトールコーヒー

Enjoy the taste of Doutor anytime, anywhere.For a relaxing, refreshing time, just like at a café.

コーヒー豆には様々な格付けがあり、一般に等級が高いものほど高級品として取り扱われ、高値で取引されます。
格付けの方法や厳格さは国によって異なるため、代表的な格付け方法をご紹介します。
欠点数と大きさを掛け合わせて等級を決める方法もあり、ブラジルベトナムインドネシアアメリカ合衆国(ハワイコナ)、ジャマイカ(ブルーマウンテン)、キューバが該当します。

標高

植物は日中、光合成で養分を蓄え、夜は養分を消費して水と二酸化炭素に分解します。標高が高い場所は寒暖差が大きく、夜間に気温が下がるため、養分を必要以上に使うことがなくなり、多く蓄えられることが品質に影響していると考えられます。コーヒーの場合も標高が高いエリアで栽培された方が実がゆっくり熟成して硬くしまり良質な酸味につながる成分が蓄えられるため、高品質なコーヒーであると評価されています。

標高
欠点数

コーヒー生豆300g中に入っている欠点豆とその他の異物を検査し、「欠点数」を算出して格付けする国もあります。欠点豆の種類にはカビ豆・黒豆・発酵豆・貝殻豆などさまざまな種類が存在し、これらはハンドピックや機械で取り除かれます。ハンドピックとはコーヒーの味を損なう原因となる欠点豆や石などの混入物を手作業で丁寧に取り除くことで、大変な手間がかかる作業です。欠点豆が多いと不快なフレーバーになるため、混入が少ないほど良いとされます。

欠点豆
大きさ

豆の大きさのことをスクリーンサイズと呼びます。スクリーンとは「ふるい」のことで、豆をふるいにかけることで選別します。大粒の豆ほど高値で取引される傾向にあります。
ブラジル式の1/64インチ(約0.4mm)を基準にしたふるいが世界標準となっており、例えばスクリーンサイズ20なら約8mmを表します。

大きさ
コーヒーベルト

エチオピア エチオピア

エチオピア

コーヒー(アラビカ種)の起源と呼ばれる国、エチオピア。この地で生産されている「モカコーヒー」は日本でも有名ですが、そのフルーティーで華やかな味わいは、日本のみならず世界中で愛されています。

主な精選方法 ナチュラル
等級の選別方法 欠点数
収穫時期 10月〜1月
収穫量 475,920t(2022年度)
日本への輸出量 27,517t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
エチオピア

タンザニア タンザニア

タンザニア

アフリカ大陸最高峰「キリマンジャロ」のある国、タンザニア。キリマンジャロ山の麓で栽培されている「キリマンジャロコーヒー」は、ジャマイカの「ブルーマウンテン」、アメリカの「ハワイコナ」と並んで、世界三大コーヒーの一角として知られています。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ
収穫時期 6月〜2月
収穫量 53,220t(2022年度)
日本への輸出量 16,901t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
タンザニア

ケニア ケニア

ケニア

アフリカの東部に位置するケニア共和国。ここではハンドピックによる手作業での摘み取りやアフリカンベッドでの天日乾燥など、昔ながらの伝統的な生産が行われています。収穫量の多いメインクロップにケニアの特徴が豊かで品質の高い豆が含まれていることが多いようです。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ
収穫時期 メイン:11〜3月
サブ:6月〜7月
収穫量 47,100t(2022年度)
日本への輸出量 1,274t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
ケニア

インド インド

インド

インドと言えば紅茶をイメージするかもしれませんが、アラビカ種に限ってはアジアで中国に次ぐ2位のコーヒー生産国です。サビ病対策でロブスタが導入され、今では70%がカネフォラ種で栽培されています。モンスーンコーヒーと呼ばれる独自の乾燥方法のコーヒーが楽しめます。

主な精選方法 ナチュラル/ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ
収穫時期 11月〜2月
収穫量 393,420t(2022年度)
日本への輸出量 237t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
インド

ベトナム ベトナム

ベトナム

実は世界第2位の生産量を誇るベトナム。栽培されているほとんどがカネフォラ種で、アラビカ種は数%しかありません。細かく粉砕したコーヒーをアルミ製の簡易フィルターでろ過して抽出された濃厚なコーヒーとコンデンスミルクを合わせて作る、独特な苦さと甘さを味わえるベトナムコーヒーは広く知られている飲み方です。

主な精選方法 ナチュラル
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 10月〜1月
収穫量 1,753,260t(2022年度)
日本への輸出量 105,728t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
ベトナム

インドネシア インドネシア

インドネシア

生産量の90%がカネフォラ種で、主にナチュラルとウォッシュドで処理されていますが、 雨が多い地域で生まれたスマトラ島の限られた地域で生産された独自の方法で精選されるアラビカコーヒーは、「マンデリン」と呼ばれ、独特の酸味とコクで人気があります。

主な精選方法 ウォッシュド/ナチュラル/スマトラ式
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 メイン:3月中旬〜9月
サブ:11月中旬〜3月
収穫量 719,940t(2022年度)
日本への輸出量 19,413t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
インドネシア

グアテマラ グアテマラ

グアテマラ

グアテマラ国立コーヒー協会(アナカフェ)の管理下にある8つのエリアでバラエティ豊かなコーヒーが栽培されており、中米随一の品質を誇ります。高品質のものは小粒の硬い豆で酸味、香味が強いことが特徴です。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 標高
収穫時期 10月〜2月
収穫量 225,480t(2022年度)
日本への輸出量 21,029t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
グアテマラ

コスタリカ コスタリカ

コスタリカ

中央アメリカ南部に位置するコスタリカ共和国。コーヒー豆は標高と生産地によって7段階に分類されます。農家で水洗処理までを行う「マイクロミル運動」がスタートした国。コーヒー農家の生計をよりよくするための手段として注目されています。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 標高
収穫時期 10月~3月
収穫量 79,200t(2022年度)
日本への輸出量 1,108t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
コスタリカ

メキシコ メキシコ

メキシコ

火山が多く、有機栽培など良質なコーヒーが育つ地域です。標高に応じて段階に分かれ、独自の呼び名で区分けされます。生産量の95%がアラビカ種、そのほとんどがアメリカへ輸出されます。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 標高
収穫時期 11月〜2月
収穫量 250,200t(2022年度)
日本への輸出量 1,328t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
メキシコ

ブラジル ブラジル

ブラジル

言わずと知れた世界最大のコーヒー産地。大部分は熱帯に属し、高原地帯は亜熱帯、南回帰線以南のわずかな地域が温帯になっており、どの地域でもコーヒーが育つため農園の規模も他国より大きいのが特徴です。

主な精選方法 ナチュラル
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 5月〜9月
収穫量 3,780,000t(2022年度)
日本への輸出量 112,032t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
ブラジル

コロンビア コロンビア

コロンビア

コロンビアは南米大陸の北西部にある世界第3位の生産量を誇るコーヒー大国。北部と南部で気候が異なり、アンデス山脈が作り出す複雑な気候が多様なコーヒーの味を創り出しています。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ
収穫時期 メイン:10月〜2月
サブ:3月〜6月
収穫量 743,040t(2022年度)
日本への輸出量 47,159t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
コロンビア

ペルー ペルー

ペルー

ほとんどが小規模農家で栽培されており、栽培されている品種はアラビカ種のみ。
コーヒーの栽培面積のうち、約半分がオーガニックコーヒーという特徴があります。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 欠点数
収穫時期 3月〜8月
収穫量 235,440t(2022年度)
日本への輸出量 6,032t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
ペルー

ジャマイカ ジャマイカ

ジャマイカ

ジャマイカのコーヒーは世界的に高く評価されており、特にブルーマウンテンコーヒーが代表的な品種となっています。ジャマイカのブルーマウンテン地区は、昼と夜の寒暖差が大きく、霧の発生も多いことから良質なコーヒー産地として知られています。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 8月〜2月
収穫量 1,140t(2022年度)
日本への輸出量 363t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
ジャマイカ

キューバ キューバ

キューバ

キューバ共和国のコーヒーは、一般的に、深い味わいと豊かな香りを持ち、その特有の風味と品質で知られています。濃厚でしっかりとした口当たりが特徴です。亜熱帯性の気候を持ち、標高の高い地域は日中の寒暖差があり、コーヒーの成長に理想的な条件が整っています。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 12月〜2月
収穫量 7,800t(2022年度)
日本への輸出量 113t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
キューバ

ドミニカ共和国 ドミニカ共和国

ドミニカ共和国

ドミニカ共和国はカリブ海に浮かぶ島の中で2番目に大きなエスパニョーラ島の東部に位置し、自然に恵まれた楽園で、標高の高い肥沃な土地と、カリブ海の水分を含んだ風はコーヒーの栽培に最適な環境です。その昔、フランスからカリブ海に伝わったティピカ種はコーヒーの原種と言われており、傑出した甘さとクリアな後味が特徴的な品種です。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 11月〜2月
収穫量 26,820t(2022年度)
日本への輸出量 102t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):国際コーヒー機関(ICO)統計資料 2023年7月
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計2022年

コーヒーがとれる主な地域
ドミニカ共和国

ハワイ ハワイ

ハワイ

ハワイのコーヒーは、温暖な気候と豊かな火山性の土壌が育む特有の味わいで、特にコナコーヒーでその風味と品質が高く評価されています。ドトールもコーヒー農園を営んでおり、理想的なおいしいコーヒーを育てるため、愛情を込めながら丹念に生産しています。

主な精選方法 ウォッシュド
等級の選別方法 大きさ、欠点数
収穫時期 6月〜12月
収穫量 1,133t(2022年度)
日本への輸出量 111t(2022年度)

生産時期は年によって多少前後する場合があります
収穫量(22年度):USDA“ Pacific Region – Hawaii Coffee : Final Season Estimates” (2022-2023)
日本への輸出量(22年度):農林水産物輸入統計 2022年

コーヒーがとれる主な地域
ハワイ