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株式会社ドトールコーヒー

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【キリマンジャロコーヒー】最高峰そびえる「タンザニア」/旅する博士

よく「キリマン」といった風に略されることが多い「キリマンジャロ」。ジャマイカの「ブルーマウンテン」、アメリカの「ハワイコナ」と並んで、世界三大コーヒーの一角として知られています。今回は、そんな「キリマンジャロ」についてご紹介したいと思います。
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トピックス
  1. 「キリマンジャロ」の産地、タンザニアとは?
  2. キリマンジャロコーヒーとは?
  3. キリマンジャロコーヒーの特徴
  4. ドトールコーヒーで楽しめる「キリマンジャロコーヒー」
  5. コーヒーの野生派「キリマンジャロコーヒー」

「キリマンジャロ」の産地、タンザニアとは?

まずは「キリマンジャロ」の原産地であるタンザニア連合共和国(以下、タンザニア)について、簡単にご紹介します。

タンザニアは、アフリカ大陸東部に位置した農業立国です。コーヒーベルトのほぼ中心にあり、近隣にはエチオピアやケニアなどのコーヒー産地として有名な国が並んでいます。国名は、タンガニーカ湖(水が集まるという意)がある大陸部と、インド洋のザンジバル島(黒い海岸という意)、そしてかつてアフリカの総称であったアザニア(別天地)の合成語です。

野生動物の楽園とも呼ばれるタンザニアは、豊かな自然が多く残されていますが、中でも「ンゴロンゴロ自然保護区」には25,000頭以上の動物や鳥たちが生息しており、世界最大の動物園とも称されるほどです。他にもザンジバル諸島やタンガニーカ湖などが挙げられます。

国土面積は日本の約2.5倍に及び、タンザニアとケニアの国境付近には標高5,895mを誇るアフリカ大陸の最高峰「キリマンジャロ山」があります。キリマンジャロの「キリマ」は「山」、「ンジャロ」は「光」や「輝ける」という意味があると言われています。コーヒーのブランド名「キリマンジャロ」は、まさにこのキリマンジャロ山の麓で栽培されていることから名付けられました。

タンザニアでのコーヒーの歴史

タンザニアのコーヒー栽培は、16〜17世紀にまで遡ります。タンザニアの西にあるブコバ地区に、ウガンダの種族であるブニョロ族がコンゴからコーヒーの種子を持ち込んだのが始まりだと言われています。このブコバ地区ではカネフォラ種(ロブスタ)が多く栽培されていましたが、19世紀後半にはアラビカ種も国内に持ち込まれ、東北部のキリマンジャロの山麓モシやメルー山麓のアルーシャで栽培されるようになりました。

以前はアラビカ種の生産比率が7割程度と多かったのですが、近年ではカネフォラ種も多く生産されるようになり、半分強の割合まで増えています。

アラビカ種の代表的な品種のひとつとされる「ブルボン種」

タンザニアで栽培されている品種の中で、有名なものにブルボン種があります。ブルボン種とは、アラビカ種に含まれるたくさんの栽培品種の中のひとつで、ティピカ種とともに現在のさまざまな品種のベースとなった原種のひとつと考えられています。

ブルボン種の発祥には諸説ありますが、その中のひとつにティピカ種の突然変異によって生まれたという説があります。1717年ごろにイエメンからフランス人によってブルボン島(現在のレユニオン島)に導入されたコーヒーが後にブルボン種と呼ばれ、それがタンザニアを含む東アフリカや中南米に広がっていきました。

キリマンジャロコーヒーとは?

キリマンジャロコーヒーは、元々キリマンジャロ山の標高1,500〜2,500mエリアで栽培されているアラビカ種のことを呼称していましたが、現在ではキリマンジャロ山の麓だけでなく、タンザニアで収穫されたコーヒー豆・水洗式の精選・アラビカ種のものを全て「キリマンジャロ」としています。(ただし、ブコバ地区を除く)

キリマンジャロコーヒーは、「ウォッシュド(水洗式)」での精選が主流ですが、一部「ナチュラル(非水洗式)」もあるようです。

ブコバ地区のアラビカ種は「キリマンジャロ」じゃない?

タンザニアで生産されるコーヒーは、上記のとおりキリマンジャロ山周辺のアルーシャ、モシ地域に限らず、内陸部のンゴロンゴロ周辺や西部のキゴマ、南部のムベヤ、ムビンガなどで採れるアラビカ種全般を「キリマンジャロ」ブランドと称します。しかし、唯一ビクトリア湖西方にあるブコバ地区で生産されるアラビカ種は、「キリマンジャロ」の対象ではありません。

キリマンジャロコーヒーの特徴

次に、キリマンジャロコーヒーの持つ味わいや特徴について見ていきましょう。

味わい

キリマンジャロコーヒーは、精選方法として主に「ウォッシュド(水洗式)」を用いていることもあり、すっきりキレのあるのどごしが特徴的です。栽培地域の標高が比較的高いため酸味も強く、シトラスなど柑橘系のようなフレーバーが感じられます。ミディアムローストくらいではレモングラスのような爽やかな香りも感じられるので、気分を切り替えたいときなどにおすすめです。

一方、深煎りにするとフルーティーさに高カカオチョコレートのような深いコクが加わり、アフリカの大地を思わせるような野生味あふれる味わいを楽しむことができます。

品質

【スクリーンサイズによる格付け】
スクリーンとは「ふるい」のことで、豆をふるいにかけることで選別します。大粒の豆ほど高値で取引される傾向にあります。

キリマンジャロコーヒーは、主に「AA」「AB」の2つに分類されます。「AA」はスクリーンサイズが18(約7.14㎜)以上の大粒を指し、「AB」はスクリーンサイズ15(約5.95㎜)~17(約6.75㎜)の中粒を指しています。

現地スタイルでの楽しみ方

タンザニアでは、涼しくなってきた夕方ごろ、トランプやバオ(ボードゲームのこと)で遊んだりおしゃべりを楽しむお供に、よくコーヒーが飲まれているようです。多くの人は、ココナッツや落花生などの入ったお菓子「カシャタ」と合わせて楽しんでいます。

ドトールコーヒーで楽しめる「キリマンジャロコーヒー」

次に、ドトールコーヒーで楽しめるキリマンジャロコーヒーをご紹介します。

豆タイプのレギュラーコーヒーはオンラインでのご購入だけでなく、ドトールコーヒーショップ各店舗でも取り扱っております。店舗でご購入いただいた場合は、ご希望の粒度で豆を挽くこともできます。お気軽にお申し付けください。

博士おすすめのフードペアリング

コーヒー単体でも味わいやフレーバーを感じることができますが、一緒に合わせる食事の相性によって、よりおいしく味わうことができます。フードペアリングの基本は、似たような味わい・フレーバーのコーヒーとフードを合わせることです。おすすめのフードをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ドトールコーヒーショップのキリマンジャロは柑橘のような酸味が特長のコーヒーなので、レモンケーキやフルーツタルトなど爽やかな味わいのフードがよく合います。

コーヒーの野生派「キリマンジャロコーヒー」

激しい寒暖差、年間1,200ミリを超える降水量、そしてキリマンジャロ山の火山灰を含む肥沃な土壌とコーヒー栽培に適した環境を持つタンザニア。豊かな山の恵みを受けたキリマンジャロコーヒーは、飲む瞬間にも大自然を感じる野生味あふれる味わいで楽しませてくれます。世界三大コーヒーのひとつとして愛されているキリマンジャロコーヒーを、改めて味わってみてはいかがでしょうか。

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