ドトールコーヒーでは「環境にやさしい包材の使用」や「持続可能な原料の調達」に積極的に取り組んでいます。 独自のエコマークを製品パッケージに表示することで、お客様により分かりやすい表現を追求し、 開発・製造に関わる環境が変化するなかでも、風味をはじめとした品質への検証は欠かさず、味覚へのこだわりを大事にしながら、社会に貢献できる製品づくりを続けています。
マークの種類と該当製品
「地球にやさしい製品を購入したい」「ドトール製品のSDGsへの取り組みについて知りたい」というお客様のニーズにお応えするために、独自のエコマークを順次製品パッケージに表示していきます。 今後、マーク表示製品や環境配慮の内容を順次拡大していく予定です。
オリジナルマーク「地球にやさしいパッケージロゴ」
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植物由来の資源(バイオマス)を使用したパッケージ、森林に配慮した取り組みをした資材を使用したパッケージに対して、ドトールオリジナルのエコマークを表示しています。 また、プラスチック容器が一般的に使用されているチルド飲料に関しては、紙資材を採用したパッケージにもマークを適用しています。
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該当製品(一部)
※一部の製品はエコマーク未導入です。
エコマークは順次拡大していく予定です。 -
紙容器を使用したチルドカップ販売期間:2023年3月~7月
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バイオマスインキを使用した製品
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森林に配慮した取り組みをした資材の製品
パッケージに関する認証マーク
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生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が一定の基準を満たしている素材に表示できる認証マーク
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森林管理に配慮した取り組みをした素材に表示できる認証マーク
抽出後のコーヒー粉を再利用
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チルドカップコーヒーを製造する時に、ごみとして大量に排出される抽出後のコーヒー粉の一部を再利用して、堆肥にする取り組みを製造委託先と共に実施しています。抽出後のコーヒー粉を発酵させて堆肥化し、日本最大級のお茶の生産地・静岡県にある、にしたな株式会社と提携して、「やぶきた茶」という品種の茶葉を育てています。コーヒー堆肥を利用した試験栽培では、養分吸収率の高い細根が増加する研究結果が得られています。抽出後のコーヒー粉は、他にもたくさんの可能性を秘めています。「おいしい」だけで終わらない、未来につながる活動として、コーヒー会社にできることを考えていきます。
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コーヒー生産国への支援
コーヒー豆買付を通した生産地支援
「AtSource」というolam food ingredients社独自のサステナブルプログラムに該当するコロンビア産豆を購入し、製品を通じて、コーヒー原産国への営農指導やインフラ不足地域へ整備支援などのための寄付をしています。
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2022年度 プロジェクト内容
コロンビアアンデス山系の南部にある、コロンビアのウィラ県南部にて、110軒の中小農園に対して品質向上と経済水準向上に向けた施策を実施しました。
この地域は火山灰による肥沃な土地が点在し、安定した気候を維持していることから、年間を通してコーヒー生産に適していることで知られています。
ポストハーベストキットの配布と講習
品質を大きく左右する発酵〜乾燥の工程の精度向上に焦点を当て、より適切な発酵〜乾燥の工程を補佐する「ポストハーベストキット」を配布し、使い方の講習を行いました。
その結果、2023年のクロップにおいて精選工程の精度が向上し、代表農園9軒のうち8軒のSCAスコア※がプロジェクト実施前と比較して0.5~1.0ポイントアップしました。
※SCA(Specialty Coffee Asociation)による7項目の品質評価。
1「Fragrance / Aroma」ドライとウェットのコーヒー豆の香りの状態
2「Flavor」香りと味わいを鼻から抜けていく湿った空気で感じること
3「Aftertaste」口と鼻に残った風味
4「Acidity」酸の質
5「Body」質感
6「Balance」コーヒー液体のバランス
7「Overall」客観的ではなく主観的な総合評価ポストハーベストキットとは
FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会 )の研究開発機関であるCenicafe(セニカフェ)が開発した技術を用いた器具。品質を大きく左右する発酵〜乾燥の工程を補佐するための器具のキットです。-
フェルマエストロ
Fermaestro発酵槽に漬けたチェリーの適切な発酵完了のタイミングを測定することができる。 -
パレタ
Paleta発酵槽を撹拌する器具。抵抗が少なくなるよう穴をあけ、力のない方でも使用できるように工夫されている。 -
ラストリージョ
Rastrillo豆を均一に広げる器具。従来の器具は重く、力が必要なため、軽い素材で作られている。 -
グラビメット
Gravimet乾燥した豆を計量するはかり。ひとカゴの重さを量ることで適切な乾燥の完了タイミングを特定することができる。
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2023年度 プロジェクト内容
今回プロジェクトを実施するトリマ県はコロンビアの中心部に位置しており、さまざまな農業生活に適している気候のエリアです。その中でもコーヒー生産量はウイラ、アンティオキアに次ぐ国内第三位を誇ります。
収穫時期は年2回あり、ここで生産されるコーヒーは甘さと柔らかさが際立つ味わいが特徴です。
地域コミュニティ発展のための橋建設
120軒のコーヒー農家が生活を営んでいるこの地域は雨期になると川が増水してしまうこともあり、子供はもとより大人も危険な思いをして岩場を渡っていました。
今回、約2ヵ月半をかけて橋建設の工事を実施し、2023年11月に無事完成しました。
現在では大人から子供までこの橋を利用されており、多くの感謝の言葉をいただいています。
植物性ミルクを使った製品
植物性ミルクとは、豆やナッツなどの植物性の食材から作られたミルクのことです。生産時に環境にかける負荷が少ないと言われていることや、牛乳とは違った栄養成分をとれることが人気の理由のひとつ。サステナブルな暮らしを意識するライフスタイルの広がりや、健康志向の高まりを背景に、植物性ミルクの消費量が増加しています。
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