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株式会社ドトールコーヒー

Enjoy the taste of Doutor anytime, anywhere.For a relaxing, refreshing time, just like at a café.

【ブラジルコーヒー】世界最大のコーヒー産地「ブラジル」/旅する博士

ドトールを語る上では切っても切れないのがこのブラジル。実は、「DOUTOR」という名前はポルトガル語で「博士・医師」(英語:doctor)という意味。
ドトールの創業者が希望に胸を膨らませて渡ったブラジルの地、このとき住んでいた通りの名前の「ドトール・ピントフェライス通り」からつけられました。
ここからドトールコーヒーの歴史が始まったと言っても過言ではありません。
そんなブラジルコーヒーについてご紹介します。
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トピックス
  1. 世界最大のコーヒー産地、ブラジルとは?
  2. ブラジルコーヒーの特徴
  3. ブラジルコーヒーの楽しみ方
  4. ドトールコーヒーで楽しめる「ブラジル」
  5. コーヒーの王道「ブラジルコーヒー」

世界最大のコーヒー産地、ブラジルとは?

ブラジルは、南米大陸のほぼ中央に位置し、そのうち約半分を占める大きな領土を持つ国で、国名は赤色染色の原料であるブラジルウッドの産地であったことに由来すると言われています。

アマゾンやイグアスに代表される大自然や、大西洋に面する美しいビーチ、南半球最大の都市サンパウロなどたくさんの魅力が広がる国です。また、多くの移民によってもたらされた多種多様な文化が混在しているのも魅力のひとつです。

大部分は熱帯に属し、高原地帯は亜熱帯、南回帰線以南のわずかな地域が温帯になっており、どの地域でもコーヒーが育つため、農園の数も規模も他国より大きいのが特徴です。
国土のうち900m以上の高地は少なく、国土の半分以上をブラジル高原などの高原地帯が占めています。平地に多く見られる大規模農園では機械化が進んでいます。また、主要な品種であるアラビカ種の生産が全体の70%程度を占めます。

近年、病害虫に強いコニロンと呼ばれるカネフォラ種も全体の30%程度栽培されています。

ブラジルでのコーヒーの歴史

ブラジルコーヒーの栽培は、1727年フランス領ギアナから持ち込まれたのが始まりです。1850年頃、サンパウロで本格的な栽培が始まり、近年までは南東部の3州(サンパウロ、パラナ、ミナス・ジェライス)を中心に栽培されてきました。
この地域には「テーラ・ロッシャ」と呼ばれるコーヒー栽培に適した肥沃な土壌があり、気候もコーヒー栽培に適しています。

コーヒー以外にも金鉱や砂糖などの産業ブームがあり、それぞれの時代に繁栄をもたらしてきましたが、1850年代にコーヒーは輸出品目の首位となり、ブラジルでの主要な産業として成長しました。
南部の霜害対策として栽培地域が徐々に北上し、現在はミナス・ジェライス州が中心となっています。

ブラジルコーヒーの特徴

次に、ブラジルコーヒーの持つ味わいや特徴について見ていきましょう。

味わい

ブラジルコーヒーは基本的にナチュラル(非水洗式)で精選されており、ナッツのような香ばしい香りとソフトでマイルドな口当たりのコーヒーに仕上がる傾向にあります。また、生産地の標高が他の生産国と比較して低いことも弱めの酸味になる要因のひとつになっています。広大な国土をもつブラジルは栽培方法なども含めてひとくくりで表現するのは難しいですが、酸味が弱くバランスがよく、口当たりもマイルドで飲みやすいコーヒーと言えるのではないでしょうか。

品質

格付けは「欠点数」「スクリーンサイズ」「カップ」の3つで行われます。

【欠点数】
コーヒー生豆300gの中にどれくらい欠点豆や木片や小石などの異物があるかによって欠点数が決まります。欠点豆とは、黒く変色している「黒豆」と呼ばれるものや、虫食いの跡がある「虫食い豆」などさまざまな種類があります。欠点豆はハンドピックや機械で取り除かれ、No.2~No.8までの7段階の等級に分類されます。No.6以上の豆だけが輸出されますが、日本に輸入されているのは主にNo.2~No.4/5です。

【スクリーンサイズ】
一般的には大粒の豆ほど格上とされ、高価格で取引されます。
ブラジルでは、生豆精選処理後のスクリーン選別や電子選別など選別工程が発達しているため、スクリーンサイズと欠点数でさまざまな組み合わせが可能です。基本的に欠点数の格付けが優先されますが、取引の際にはスクリーンサイズも明記され、それにより取引価格が変わります。

【カップ】
カップテスト(カッピング)と呼ばれる方式で味わいや香りをチェックし、格付けを行います。上質なものほど異味異臭がなくマイルドな味わいで、質が悪いものでは薬品のような異臭がすることもあります。

ちなみに、ブラジルでは300gの生豆サンプル中に欠点数4個以下のものをNo.2と評価しており、「欠点豆のないコーヒーは存在しない」という考え方から、ブラジルではNo.1グレードを設けず、No.2を最上級としています。

ブラジルコーヒーの楽しみ方

現地スタイルでの楽しみ方

ブラジルは世界最大のコーヒー産地であると同時に、世界第3位のコーヒー消費国※でもあります。コーヒー生産量の約4割を自国で消費しています。

暑い国はコーヒーに砂糖をたっぷりと入れて飲む傾向が見られ、ブラジルも同様でしたが、今ではハンドドリップなどの飲み方で楽しまれるようになっています。

※EUをひとつの国として算出した場合
※ICO統計(2022年7月)

ブラジルの特別なコーヒーを楽しむ

これまで、ブラジルコーヒーは大量生産で安価に手に入る傾向にありましたが、近年ではスペシャルティコーヒーの需要が高まり、ブラジルでも生産工程が厳重に管理された、品質の高いコーヒーを生産する農園が増えています。

ちなみに世界で最も有名なコーヒーの品評会であるカップオブエクセレンス(COE)はブラジルで開催されたものが始まり。その年に収穫されたコーヒーの中から高品質な品種を決定します。COEを受賞したコーヒーは輸入会社やロースターに公開され、オークションで販売されます。

COEの開催により、スペシャルティコーヒーが広がっていくひとつの要因にもなりました。

ドトールコーヒーで楽しめる「ブラジル」

次に、ドトールコーヒーで楽しめるブラジルコーヒーをご紹介します。
豆タイプのレギュラーコーヒーはオンラインでのご購入だけでなく、ドトールコーヒーショップ各店舗でも取り扱っております。店舗でご購入いただいた場合は、ご希望の粒度で豆を挽くこともできます。お気軽にお申し付けください。

博士おすすめのフードペアリング

コーヒー単体でも味わいやフレーバーを感じることができますが、一緒に合わせる食事の相性によって、よりおいしく味わうことができます。フードペアリングの基本は、似たような味わい・フレーバーのコーヒーとフードを合わせることです。おすすめのフードをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ドトールコーヒーショップのブラジルコーヒーは穀物系のフレーバーが特徴なのでシリアルやプレーンのクッキーなど小麦系の菓子がよく合います。

コーヒーの王道「ブラジルコーヒー」

日本にも年間10万t以上※のブラジルコーヒーが輸入されています。味わいのバランスがよく飲みやすいため、ストレートをはじめ、さまざまなブレンドのベースとしても使われています。この機会にブラジルコーヒーをあらためてじっくり味わってみてはいかがでしょうか。

※出典元:財務省「貿易統計」2022年現在

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