コーヒー豆は一部の生産国を除き、麻の袋(麻袋)で輸入されます。当社では年間7000トンを超える豆を輸入しているため、この麻袋の量も半端ではありません。そのため、この麻袋は固形燃料の材料としてリサイクルしています。
コーヒー豆を焙煎し、工場内で挽く作業が発生する際、チャフ(銀皮)というコーヒーに付着している皮が廃棄物として発生します。通常店舗で豆を挽いて発生する量は、1日数十グラムと少量ですが、工場では大量に排出されるため、まとまってでたチャフを堆肥化し、100%リサイクルしています。
コーヒーの香りは、コーヒー好きの人にはたまらないものでも、それが四六時中香っていたり、コーヒーが好きではない人にとっては、悪臭へと変わってしまいます。
そのため、焙煎時に発生する煙と臭いは再燃焼させ、白金の触媒でろ過を重ねた後、屋上の煙突から外へ排出しています。
本社・事業所では、お客様がご利用になるゾーンを除き、無人の部屋やトイレなどの電気は消灯しています。
オフィスでは紙の使用が欠かせませんが、プリンターやコピー機に使用する紙はエコグリーン認定紙を使用するなど、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入しています。
社内で行われる会議はプロジェクターを導入し、紙資料の配布を減らしています。
45期事業報告書(2006年7月発行)より、事業報告書をFSC認証林パルプの利用、大豆から作られたインクの使用、水を使わない印刷工程を採用し、環境に配慮いたしました。
6月から9月の4ヶ月間は、冷房の設定温度を28℃にし、男性社員はネクタイを着用しない軽装(クールビズ)を実践しています。