ドトール、のち、はれやか。DOUTOR

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ドトールのこだわり直火焙煎

  • コーヒーの焙煎は、その熱源の種類によって、熱風式、半熱風式、直火式に分けられます。これら3つの焙煎方法のうち、ドトールコーヒーでは主に直火式を採用しています。焙煎にかかる時間は熱風式の約3倍。生産性は決して良くありません。業界の常識では工場生産規模の直火焙煎など考えられない話でしたが、ドトールコーヒーが理想とする、香り高く、味わい深いコーヒーをつくるのに直火焙煎は不可欠だったのです。

    何よりもおいしさが最優先。たとえどんな苦労や回り道をするとしても、“おいしさ”を犠牲にするわけにはいかない。

  • この言葉を象徴するのが、オリジナル焙煎機の開発です。味の面で理想的なのは、直火式。しかし、既存の釜では全国の店舗へ届けるだけの量にはとても追いつかない。そのジレンマを解決する方法はただひとつ、大型の直火式焙煎機を独自に開発することでした。

  • 設立当初、焙煎機では最先端と言われたドイツのメーカーに開発を要請するも、「そんな非常識な注文は受けられない」と断られてしまいました。それならば、自分たちで造ってしまおう!業界の常識を破る挑戦が始まりました。他業種のメーカーから部品を一つひとつ取り寄せては、電気会社やガス会社の研究者も交え試行錯誤の連続。仮説と検証を繰り返して、ついに120kgと200kgサイズの直火式焙煎機を完成させました。これほど大型のものは世界でも例がありません。コーヒーに詳しい人ほど驚かれる、まさに“非常識”な事実です。

  • おいしさを極めるのに、終わりはありません。そこそこの合格ラインをねらう“70点の味”では、どうしても納得できない!最高の味を求めて、さらに上へ上へと未知なる領域に挑戦し続ける──これこそがドトールスピリットなのです。

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