喫茶の原点

今では考えられませんが、1970年代の喫茶店には不健康で退廃的なイメージが根強く残っていました。そんな負のイメージを払しょくしようと、明るく健康的で老若男女誰もが親しめる、喫茶業の“あるべき姿”を目指してつくったのが「カフェ コロラド」です。一躍人気店となり多くの出店希望者が現れ、のちに「ドトールコーヒーショップ」のフランチャンズ事業へとつながっていきました。

新たなチャレンジ

ドトールというと、「ドトールコーヒーショップ」をイメージされる方が多いでしょうが、他にもさまざまな新業態を生み出しています。店内にコーヒー豆の焙煎所やラボを設けた「神乃珈琲」、あらたな本との出合いをコンセプトとした「本と珈琲 梟書茶房」、珈琲農園主の邸宅のような雰囲気のなかで極上のコーヒーを愉しむ「ドトール珈琲農園」。こうした新業態への積極的なチャレンジにより、これまで以上に多様なお客様のニーズに対応できるようになりました。ドトールらしいこだわりを活かしながらも、従来のカフェの常識にとらわれない新発想で挑戦を続けたいという、私たちの願いと決意が表れた取り組みです。

立地創造

何もなかった場所に、人が集い、憩う場へと変わっていく。私たちは「立地創造」という観点から、駅前や商店街、ショッピングモール、オフィスビル、ガソリンスタンド、駅、空港、病院、学校など、さまざまな立地に進出し、それぞれの特性に合った設計の店舗を全国展開しています。近年では、愛犬と一緒にくつろげるドッグカフェや、ドライブスルー型店舗、地域のコミュニティーとしてバラエティ豊かなごはんメニューを楽しめる派生店舗も増えてきました。これからも「やすらぎと活力」を提供するための新たなビジネスの種を見つけ続けていきます。