器具がなくても
気軽に本格的な味わいが楽しめる
ドリップコーヒー。
いつでも、ドトール気分を味わえる
人気の製品です。
今回は、味の決め手ともなる
焙煎についてお話ししましょう。
コーヒーに
不可欠な“焙煎”
収穫されたコーヒー豆は、黄色や緑がかった色の「生の状態」で、そのままではまだ飲むコーヒーを作ることができません。
焙煎することで生豆の中の成分が分解され、私たちのよく知るコーヒー豆の風味や香りが生まれます。
焙煎方法の
種類
コーヒーの焙煎方法は、熱源の種類によって主に直火式・熱風式・半熱風式の3つに分けられます。
ドトールコーヒーは、豆が持つ香りと旨みを引き出すことができる「直火焙煎」にこだわっていて、独自の焙煎機を開発するほど。焙煎・卸売業としてスタートした創業当時から、変わらず続いている信念です。
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プレミックス
同じコーヒー豆といっても、産地ごとに豆の大きさ・水分量もさまざま。その豆を先にブレンドし、均一にムラなく焙煎し各豆の特徴を引き出すのはかなり高度な技術が必要です。
ドトールコーヒーは、そんな「プレミックス」を得意としています。 -
焙煎度合いと味わい
焙煎時間によって、豆の色や味わいは変わります。
短時間の「浅煎り」は明るい茶色で酸味が立ち、長時間の「深煎り」はこげ茶〜黒色で苦味が強くなる傾向があります。好みに合わせて焙煎度合を選ぶのも楽しみ方のひとつです。 -
味覚チェック
その日の気温と豆の状況によっても焼き加減が変わってくるため、毎日同じ設定・時間で焙煎すればいいというわけではありません。常に状況を見ながらコントロールし、焙煎後も求める味になっているかチェックを行うことで、変わらないおいしさをお届けしています。
私は焙煎を20年以上やってきましたが、「直火焙煎」は熱風式や半熱風式に比べて理想とする味わい、おいしく感じる味わいのストライクゾーンが狭く、扱いの繊細さや難しさを今でも感じます。
焙煎の進み具合は豆や空気中に含まれる水分量が大きく影響し、水分が多すぎると焼き加減がうまくいきません。そのため毎日湿度をチェックするのですが、雨が2〜3日続いたときでも初日と3日目では空気中の水分量がかなり変わるので、都度設定を調整することに…。湿度が常に高い梅雨時や夏は、保管している生豆も空気中の水分を少し吸ってしまうので、その分も考慮する必要があったりと一番焙煎が難しい季節です。そうでなくとも焙煎中は部屋中が熱気に包まれて、とんでもなく暑いですしね。(笑)
時間も手間もかかる焙煎方法ですが、直火焙煎の独特の香ばしさや香りは、その手間をかけるだけの価値があるものだと思っています。豆を挽いたとき、お湯を注いだとき、飲むとき。その瞬間ごとに感じられる香りは唯一無二なので、ぜひじっくり楽しんでほしいですね。