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株式会社ドトールコーヒー

Enjoy the taste of Doutor anytime, anywhere.For a relaxing, refreshing time, just like at a café.

~コーヒー屋のつぶやき~ DRIP COFFEE NOTE #2 フィルターのお話

器具がなくても
気軽に本格的な味わいが楽しめる
ドリップコーヒー。
いつでも、ドトール気分を味わえる
人気の製品です。
今回は、フィルターのお話。
実はいろんな種類があること
ご存知ですか?

さまざまな形の
フィルター

よく見かけるフィルターは「フックタイプ」、そしてもうひとつ一般的な形状として「カップオンタイプ」と呼ばれるフィルターがあります。

一般的に、フックタイプのようにお湯に浸かる形のドリップは、浸ける時間によってカンタンに好みの濃さに調整できることが利点。
対してカップオンタイプのドリップは、すっきりした味わいに仕上げることができ、豆の個性をより楽しむことができます。

オリジナル
フィルター

ドトールでは、カップオンタイプのオリジナルフィルターを2017年に開発しました。
フィルターの密度を調整することにより、難しい蒸らしの工程をコントロールしてくれます。
広口でお湯が注ぎやすいのもポイント。どなたでも簡単においしいレギュラーコーヒーを淹れることができます。

実用新案登録取得第3218574

  • フィルター密度

    フィルター密度

    従来品よりフィルターの密度を高くすることで、水分保持力が向上。お湯がじっくり、ゆっくり通過するので、コーヒーのうまみ成分を多く抽出することが可能に。コーヒー抽出に重要な「蒸らし」の工程も自動的にフィルターがコントロールします。

  • イージーオープン

    イージーオープン

    耳部分をもって押し広げるだけで簡単に開きます。
    フィルターを切り取った時にでるハギレのゴミがでないのもポイント。
    カチっと音がするまでしっかり押し込むことで強度がでて形が安定します。

  • うまみアップ

    うまみアップ

    従来品と比較して酸味、苦味を抑え、旨味アフターが増加。抽出スピードをコントロールすることでコーヒー濃度を上げることができました。コーヒー本来のコクと香りを存分にお楽しみいただけます。

開発者のつぶやき

新しいドリップフィルターの開発に際して、実は苦労したのはフィルター部分よりも台紙の部分でした。タブ部分のつまみやすさの調整や、「押す」の部分が跳ね返らないように切れ込みの角度の試作を何度もお願いしました。
使用する際の機能面だけでなく、製造上の問題もあったので...非常に難航しました。
見たことのない形に戸惑う方もいらっしゃると思うのですが、慣れるととても使いやすく、4点がカップにしっかりかかっていれば安定性は抜群。なによりどなたでも簡単においしいコーヒーを淹れることができます。
フィルターができあがり、社内のデザイナーと「なにかかわいいデザインをいれたいね」と話していたときに、タブ部分がパグの耳みたいに見えてきて(笑)社内では通称「イヌ型ドリップ」と呼ばれることもありました。

開発者のつぶやき

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