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株式会社ドトールコーヒー

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【ブラックコーヒーの基礎知識】特徴や微糖・低糖との違い、おいしい淹れ方をご紹介

豆本来の香りと風味、味わいを楽しめるブラックコーヒー。砂糖やミルクを加えないため、豆の品質や焙煎方法がダイレクトに味に反映されます。シンプルながら、奥が深い飲み方といえるでしょう。
今回は、そんなブラックコーヒーの特徴や健康効果、おいしい淹れ方を詳しくご紹介します。本記事を参考に、ブラックコーヒーの新たな魅力を発見してみましょう。
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トピックス
  1. ブラックコーヒーの基礎知識
  2. コーヒーにおける無糖・微糖・低糖の違いとは?
  3. ブラックコーヒーの健康効果とは?
  4. 簡単でおいしいブラックコーヒーの淹れ方
  5. 本格的な味わいのブラックコーヒーをご自宅で

ブラックコーヒーの基礎知識

ブラックコーヒーとは、砂糖やミルクなどを加えず、豆から抽出したそのままの状態のコーヒーを指します。
もともと、ミルクやクリームが入っているコーヒーを「ホワイト」、無糖あるいは砂糖のみ入っているものを「ブラック」と呼ばれていました。現在では「無糖=ブラック」の認識が広まり、砂糖などを含まないコーヒーを指すことが多いようです。
そんなブラックコーヒーの味わいや特徴、1日の推奨摂取量を見ていきましょう。

ブラックコーヒーの味わいとは?

ブラックコーヒーは、豆本来の味わいを楽しむスタイルであり、砂糖などを加えないことから主に「無糖」に分類されます。
コーヒーの基本的な味わいは、酸味・苦味・コクの3つで表現されます。ブラックコーヒーをおいしく飲むには、これらの味のバランスが重要です。また、ブラックコーヒーには、中煎り〜中深煎りの豆がよく合います。酸味と苦味のバランスがよく、日本人に馴染み深い味わいです。
ただし、最近は砂糖入りのブラックコーヒー、いわゆる「加糖ブラック」「微糖ブラック」などの商品も登場しています。以前に比べ、ブラックコーヒーの楽しみ方が多様化しつつあります。

1日の推奨摂取量

コーヒーの1日あたりの推奨摂取量において、日本では明確な基準が設けられていません。参考として、欧米では妊婦を除く健康な成人の1日の推奨カフェイン量の目安を400mgとしています。コーヒー1杯(120ml)あたりのカフェイン量は80mg程度なので、1日5杯までが望ましいといえるでしょう。

※1:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~|厚生労働省

コーヒーにおける無糖・微糖・低糖の違いとは?

コーヒーのパッケージに記載されている「無糖」「微糖」「低糖」などの表示は、その商品に含まれる糖類の量を示します。これらは食品表示法に基づいて定められており、消費者がコーヒーを購入するときに確認することができます。
ここでは、コーヒーにおける無糖・低糖・微糖の特徴や違いをお話しします。

  • ・無糖

    無糖とは、食品表示法において液状食品100ml当たり0.5g未満のものを指します。無糖のブラックコーヒーは原則、コーヒー液のみで作られており、糖類や乳製品、乳化された油脂などは含まれていません。そのため、コーヒー豆本来の味わいを存分に楽しめます。

  • ・微糖

    微糖は、液状食品100ml当たりの糖類が2.5g未満のものを指します。たくさん飲みすぎると気づかないうちに糖分の取りすぎになってしまう可能性があるため注意しましょう。

  • ・低糖

    低糖は液状食品100ml当たりの糖類が2.5g未満のもの、あるいは「日本コーヒー飲料協会」が策定した「コーヒー飲料等通常品(糖類7.5g/100ml)」に比べ、糖の低減量が2.5g以上のものを指します。食品表示法上、低糖と微糖の定義は同じであり、どちらの表現も使用可能です。

甘さ控えめとは?

「甘さ控えめ」は栄養成分表示とは関係なく、メーカーが独自に使用している表記です。一般的には、そのメーカーの通常製品と比べて糖類の添加量を少なくしていることを意味します。ただ、具体的な糖分量の基準はありません。低糖や微糖よりも甘みがある場合が多いですが、実際はメーカーによって異なります。
なお、無糖と同じ扱いで、糖類が0.5g/100ml未満であるものを「ノンシュガー・シュガーレス」、砂糖などの糖類を添加していないものを「ノンスイート・砂糖不使用」と呼ばれることがあります。

ブラックコーヒーの健康効果とは?

ここでは、ブラックコーヒーの健康効果についてご紹介します。コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールなどの成分は、私達の身体にいい影響をもたらすとされます。

カフェインの主な効果

カフェインには、眠気覚ましになる覚醒作用や、集中力を向上させる中枢興奮作用などがあります。さらに胃液の分泌を促進し、食べ物の消化をサポートする効果もあるとされます。
身体のパフォーマンスを高める一方で、カフェインの過剰摂取は体調不良を招くおそれがあります。1日あたりの推奨摂取量を超えないように注意しましょう。

ポリフェノールの主な効果

コーヒーには、クロロゲン酸をはじめとするさまざまなポリフェノールが含まれています。それらには強力な抗酸化作用があり、体内で発生する活性酸素の働きを抑えることで、健康維持に役立つとされています。活性酸素は、がんをはじめとする生活習慣病の一因とされており、コーヒーに含まれる抗酸化成分がそのリスクを軽減する可能性があるのです。
さらにクロロゲン酸などのポリフェノールは、脂肪の代謝を調整する働きが期待されており、肥満予防や健康的な体づくりをサポートすると考えられています。

簡単でおいしいブラックコーヒーの淹れ方

ドリップの基本手順やコツをマスターすれば、自宅でおいしいブラックコーヒーを楽しめるようになります。
ここからは、ブラックコーヒーの淹れ方を3つのパターンにわけてご紹介します。

ドリップ式(ハリオ)

<道具>

  • ドリッパー(ハリオ)
  • ペーパーフィルター
  • サーバー
  • ケトル
  • スケール(計り)

<分量>2人分

  • お湯:約310g
  • コーヒー粉(中粗挽き):24g

ドリップ式は、もっとも一般的なコーヒーの淹れ方です。ペーパーフィルターを使ってコーヒー粉にお湯を注ぎ、じっくりと抽出します。

手順

  1. ペーパーフィルターの圧着部分を折り曲げ、ドリッパーにセットして湯通しする
  2. お湯を沸騰させてから1分程度置き湯温を93℃前後にする
  3. 粉全体に約30gのお湯を中心から外へ円を描くように注ぎ、1分30秒にセットしたタイマーをスタートし15秒間蒸らす
  4. 中心から小さな円を描きながらお湯を注ぐ
  5. 1投目で約100g、2投目で約200g、3投目で約310gになるまで注ぐ
  6. コーヒーがサーバーに落ちるのを待つ
  7. タイマーがなったらドリッパーを外し、かき混ぜてからカップに注ぐ

ポイントは、コーヒー粉とフィルターの間の「縁(ふち)」にお湯をかけないようにすること。粉の厚みを均一にするイメージで、中心から円を描くようにお湯を注いでください。
ドリップ式で淹れたブラックコーヒーは、ペーパーで濾されるためすっきりとした味わいに仕上がります。雑味が少なく、豆本来の味わいや風味を楽しめるのが特徴です。

フレンチプレス式

<道具>

  • フレンチプレス
  • ケトル
  • タイマー

<分量>2人分

  • お湯:約300g
  • コーヒー粉(中挽き):17g

ガラスやステンレス製の円筒形の容器と金属製のメッシュフィルターが付いた「フレンチプレス」と呼ばれる器具を使った抽出方法です。

手順

  1. コーヒー粉をフレンチプレスに入れる
  2. お湯を注ぐと同時にタイマーをスタートさせ、1投目はコーヒー粉全体が湿る程度に注ぐ
  3. 1分経過したら、2投目を注ぐ
  4. 残りのお湯全て注ぎ終えたら、蓋をしてタイマーが4分になるまで待つ
  5. 4分経ったらプランジャーをゆっくり押し下げて注ぐ

フレンチプレス式は、コーヒーの油分まであますところなく抽出されるので、コク深くなめらかな味わいを楽しめるのが特徴です。高品質なコーヒー豆やスペシャルティコーヒーを楽しむのに適しています。湯を注いで数分間放置するだけなので、誰でも簡単においしいコーヒーを淹れられます。
なお、プランジャーを限界まで押し下げると、粉が潰れてえぐみが出てしまう場合があるため注意しましょう。

水出し

<道具>

  • 水出しコーヒーポット(1,000ml)
  • マドラー

<分量>約8杯分

  • コーヒー粉(細挽き):70g
  • 浄水:1,000ml

水出しは、コーヒー粉を常温の水に長時間浸けて抽出する方法で「コールドブリュー」とも呼ばれます。

手順

  1. コーヒー粉をストレーナーに70g入れ、ポットに1,000mlの浄水を注ぐ
  2. コーヒー粉全体が水に馴染むようにストレーナーをセットし、マドラーで丁寧に攪拌する
  3. 蓋をしてポットを冷蔵庫で8時間保存すれば完成

水出しは時間こそかかりますが、一度にたくさんの量を作れるのが魅力。作り置きしておけば、いつでもおいしいアイスコーヒーが楽しめます。
また、低温で抽出されるため雑味や酸味が少なく、マイルドな味わいが特徴です。すっきりとした飲み口なので、濃いコーヒーが苦手な方におすすめします。

本格的な味わいのブラックコーヒーをご自宅で

ドリップ式・フレンチプレス式・水出しなど、これらの淹れ方をマスターすれば、自宅で本格的なブラックコーヒーを楽しめるようになります。本記事を参考に、喫茶店やコーヒーショップさながらの1杯を淹れてみてください。

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