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株式会社ドトールコーヒー

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【コーヒー豆の選び方】ご自宅でもおいしいコーヒーを

【コーヒー豆の選び方】ご自宅でもおいしいコーヒーを
普段から飲んでいるコーヒーをもっとこだわり、ご自宅でより深く楽しみたいのであれば、「豆選び」にもこだわりましょう。こちらでは、コーヒー豆を選ぶ際のポイントについてご紹介します。
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トピックス
  1. 産地から選ぶ
  2. 品種から選ぶ
  3. 焙煎度合から選ぶ
  4. ストレートとブレンドを選ぶ
  5. 商品形態・タイプを選ぶ
  6. 自分だけの一杯を見つけて、コーヒーの奥深さを楽しみましょう

産地から選ぶ

産地から選ぶ

コーヒーは世界60カ国以上で生産されています。以下は、主なコーヒーの産地です。

中・南米
/カリブ海
メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドル・ニカラグア・コスタリカ・パナマ・コロンビア・ブラジル・エクアドル・ペルー・ボリビア/キューバ・ジャマイカ・ドミニカ共和国など
アジア・オセアニア ベトナム・インドネシア・インド・中国・パプアニューギニア・オーストラリア
太平洋 ハワイ(アメリカ合衆国)
アフリカ イエメン・エチオピア・ケニア・タンザニア・コンゴ民主共和国・ウガンダ・ルワンダ・ブルンジ・コートジボワール

コーヒー豆の栽培や収穫など、より詳しい内容は「【コーヒーとは。】収穫から焙煎、種類の違いについて」でもご紹介しております。ぜひご覧ください。

品種から選ぶ

同じ産地のコーヒーでも、品種が違えば味わいも変わります。とくに、飲用目的での流通が主となっているのは「アラビカ種」と「カネフォラ種(ロブスタ)」の2つです。

アラビカ種 カネフォラ種
原産地 エチオピア コンゴ(ロブスタの場合)
栽培地 原則、平均気温が20℃前後の高地で生育。ハワイのみ低地での生育がされており、栽培条件が限られている。 主に平均気温が25℃前後の比較的低地で、アラビカ種よりも雨が多い地域で栽培される。
生産量 コーヒー生産量全体の約60%を占める。 コーヒー生産量全体の約40%を占める。
豆の形 平べったい長円形 丸みを帯びた楕円形
特徴 サビ病をはじめコーヒーノキに対する病害虫に弱い。アラビカ種はその繊細な風味と香りから、ストレートでの飲用に適している。 病害虫に強く、特にサビ病耐性が強い。酸味は弱く苦味が強い味わいで、深いコクやパンチがある。そのため、ストレートではあまり飲まれず、アイスコーヒーなどブレンドの一部として使用されることが多い。

これら2つの品種は、それぞれ異なる風味や特性を持ち、コーヒーの多様な味わいを生み出しています。また品種だけでなく、栽培地や精選方法、そして淹れ方によってもさらにその味わいが変わる点が、コーヒーの奥深いところと言えるでしょう。

焙煎度合から選ぶ

「焙煎」とは、コーヒーの生豆を加熱し煎る工程です。これによって生豆は茶色く変化し、コーヒー特有の風味が生まれます。焙煎の方法や時間によって風味が変わるため、コーヒーの味を決める重要な要素のひとつです。
また、焙煎度合は大きく8段階に分けられます。

極浅煎り

ライトロースト

ライトロースト
浅煎り

シナモンロースト

シナモンロースト
中煎り

ミディアムロースト

ミディアムロースト
中深煎り

ハイロースト

ハイロースト
深煎り

シティロースト

シティロースト

フルシティロースト

フルシティロースト
極深煎り

フレンチロースト

フレンチロースト

イタリアンロースト

イタリアンロースト

シナモンローストからミディアムローストで酸味が強くなり、その後熱分解されて酸味は弱くなっていきます。それに対して苦味成分は、煎り度合が深くなるにつれて作られていくので、深煎りになるほど苦味は強くなる傾向にあります。
焙煎度合についてのより詳しい内容は「【コーヒーとは。】収穫から焙煎、種類の違いについて」をご覧ください。

L値とは?色で見分ける焙煎度合

L値とは?色で見分ける焙煎度合

焙煎度の判断には人によるバラツキがあるため、客観的な評価のために「L値」という数値が日本では使われています。このL値は、挽いたコーヒーの明度を測定したもので、国際照明委員会のLab規格に基づく明るさの指標です。値は色差計を用いて算出され、黒を0、白を100としています。この数値により、各ロースト段階の色の明度が数値化されます。L値が高いほど浅い(明るい)ローストであり、L値が低いほど深い(暗い)ローストを意味します。

ストレートとブレンドを選ぶ

一種類の豆だけで淹れる「ストレートコーヒー」か、何種類かの豆を混ぜる「ブレンドコーヒー」かによってもコーヒーの味わいは変わります。それぞれの概要について見てみましょう。

ストレート

単一の産地で収穫したコーヒー豆のことです。産地ごとの特徴や、単品としての個性を味わえるのが魅力。「シングル」と呼ばれることもあります。

ブレンド

ブレンド

複数の産地のコーヒーを混ぜたり、異なる産地+焙煎度合いの異なるコーヒー豆を混ぜ合わせたものです。2種類以上のコーヒーを混合すれば「ブレンド」となります。それぞれの豆の良さを活かしながら配合することで、「ストレート」では出せない新しい風味を創り出せるのが特徴です。

シングルオリジンって何?

ストレートコーヒーのなかでも、農園や生産者、品種、精選方法など、もう少し限定的な要素で分けられたコーヒーを「シングルオリジン」と呼びます。生産国が同じでも、土壌や精選方法などで味わいは異なるため、より個性が際立つ点が特徴です。

全ての工程で管理が行き届いていることで作られるスペシャルティコーヒー

全ての工程で管理が行き届いていることで作られるスペシャルティコーヒー

シングルオリジンに関わりが深いものとして、スペシャルティコーヒーがあります。これは、コーヒーの歴史と文化の中で生まれた高品質なコーヒーを指し、持続的な生産と新しい供給スタイルを目指すムーブメントの一環でもあります。
スペシャルティコーヒーとは、独自の風味や特性を持っていて、そのコーヒーを飲んだ人が美味しいと評価して満足するコーヒーです。これを実現するためには、コーヒー豆の栽培からカップに至るまでの全過程で、一貫した品質管理が不可欠です。この考えは「From seed to cup(種子からカップまで)」と表現されます。
生産国での適切な栽培、収穫、品質管理などが行われ、ほぼ欠点のない状態の生豆に仕上げられ、その後の輸送・保管・焙煎など各工程でもしっかり管理されることが、スペシャルティコーヒーには求められます。

商品形態・タイプを選ぶ

コーヒー豆はさまざまな形態で販売されています。こだわりに合わせて選びましょう。

商品形態・タイプを選ぶ

豆タイプ

コーヒーの鮮度や挽き具合にこだわる方は、「豆」のままがおすすめです。ご自宅でミルにかけることで、挽き立ての味わいを楽しめます。また、粉タイプに比べると保存もしやすいため、コーヒーを少しずつ楽しみたい方に最適です。

粉タイプ

一度に大量に淹れる方や毎日コーヒーを楽しみたい方は、粉タイプをご利用ください。正しく保管しておけば、しっかりとコーヒーの味わいを楽しめます。ただし日持ちはしにくいため、適量を都度コーヒー店で購入できる方におすすめします。また、1杯ずつ抽出するパーソナルタイプのドリップコーヒーもおすすめです。

自分だけの一杯を見つけて、コーヒーの奥深さを楽しみましょう

ご紹介したとおり、一口にコーヒーといっても、産地や品種、焙煎度合などによって味わいには大きな違いがあります。今回の記事を参考に、ぜひご自身にとって最高の一杯を見つけてください。

自分だけの一杯を見つけて、コーヒーの奥深さを楽しみましょう

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