Coffee Story ドトールストーリー コーヒー物語

コーヒー物語― 感動のおいしさ ―

ドトールのコーヒーのおいしさは、
ひとつの工程だけで生まれるものでは
ありません。
世界中から選び抜かれる一粒の豆から、
焙煎、抽出、
そして店舗での一杯に至るまで。
そのすべての積み重ねの中で、
ドトールの味はつくられています。

  • 世界中から
    選び抜かれる、一粒

    世界のコーヒー生産国は約70ヵ国。赤道をはさんだ南北回帰線の間、いわゆる「コーヒーベルト」と呼ばれる地域に集中しています。ドトールコーヒーでは、世界最大の生産国ブラジルや自社農園のあるハワイ島コナ地区をはじめ、約20ヵ国からコーヒー豆を調達しています。しかし、どの豆でもよいわけではありません。生豆の質こそが、おいしさを決定づける原点。だからこそ品質と香味を厳しく確認し、ドトールの味にふさわしい豆だけを厳選しています。一杯のおいしさは、この一粒を選ぶところから始まっているのです。

    焙煎屋としての、
    試行錯誤

    創業当初、ドトールでは当時としては最新式だった「熱風焙煎」を採用していました。短時間で大量に焙煎できる合理的な方法でしたが、目指していた香ばしさやコクには、どうしても辿り着きません。そこに気づいたとき、焙煎屋としてのプライドに火がつきました。どんな豆を選び、どのように焙煎すれば理想の味に辿り着けるのか。世界中を探しても答えはなく、まさに暗中模索の日々が続きました。思いついた方法を試し、失敗を繰り返す。その積み重ねの中で、ドトールは焙煎という仕事と真正面から向き合い始めていくことになります。

  • 直火式焙煎
    という答え

    試行錯誤の末に辿り着いたのが、「直火式焙煎」でした。生豆に直接炎を当て、弱い火力で時間をかけて芯までじっくりと煎り上げる方法です。手間も時間もかかり、火力の調整には繊細な感覚が求められますが、その分だけ豆本来の香ばしさとコクが引き出されていきます。しかし、工場レベルでこの焙煎を実現するための設備は存在せず。それでも「この味だけは譲れない」という思いから試行錯誤を重ね、ついにオリジナルの直火焙煎釜を完成させます。また、焙煎は機械だけで完結するものではありません。気温や湿度、生豆の状態によって条件は変化します。数値化された技術を活かしながらも、人の感覚による微調整を重ねることで、安定したおいしさが生み出されています。

  • 店で完成する、
    ドトールの味

    焙煎された豆は、店舗で一杯のコーヒーとして完成します。ドトールコーヒーショップでは、毎日欠かさず「味合わせ」が行われます。お湯の温度や挽き具合、粉の量などを細かく調整し、その日の状態に合わせてドトール基準の味に仕上げていきます。抽出時の“蒸らし”も、おいしさを左右する重要な工程のひとつです。より安定した味を実現するため、メーカーとともにドトール仕様のマシンを開発。設備の改良を重ねながら、一杯のおいしさを追求してきました。さらに、水の品質やマシンの洗浄に至るまで徹底した管理が行われています。コーヒーの味は、最後の一滴まで気を抜くことなく守られているのです。

  • 一杯のおいしい
    コーヒーのために

    世界中から豆を厳選し、焙煎と向き合い、店で仕上げる。その歩みは、一朝一夕に築かれたものではありません。試行錯誤を重ね、時間をかけて辿り着いた味が、いまのドトールのコーヒーです。理想の焙煎機と技術を手に入れるまでに費やした歳月もまた、その証のひとつでした。けれど、「これで完成した!」という終わりが訪れることは決してありません。おいしさは問い直され、磨かれ続けるものだからです。「一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力をお届けしたい」。その願いを胸に、ドトールのコーヒーづくりは、これからも続いていきます。