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株式会社ドトールコーヒー

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【エスプレッソの基礎知識】特徴やドリップコーヒーとの違い、おすすめのアレンジメニューをご紹介

エスプレッソは、濃厚な味わいと豊かな香りを楽しめるコーヒーの一種。眠気覚ましの1杯にしたり、長時間作業を始めるときに飲んだりしている方も多いのではありませんか?
今回は、そんなエスプレッソの基礎知識と歴史、ドリップコーヒーとの違い、代表的な種類についてご紹介します。意外と知らないエスプレッソの世界に足を踏み入れてみましょう。
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トピックス
  1. エスプレッソとは?
  2. エスプレッソとドリップコーヒーの違いとは?
  3. 自宅でも試せる?エスプレッソの抽出方法
  4. 多彩なバリエーション!エスプレッソの種類
  5. ショップでエスプレッソを楽しもう!

エスプレッソとは?

エスプレッソとは、コーヒー豆を挽いたコーヒー粉をマシンへセットし、高い圧力をかけてコーヒーを抽出する方法とそのコーヒーのこと。通常、細かく挽いたコーヒー粉にエスプレッソマシンなどで水蒸気の圧力をかけて抽出します。
見た目の色の濃さから「苦いコーヒー」を想像されがちですが、実際は苦味だけでなく、コーヒー本来の豊かな風味と香りが凝縮されています。短時間で抽出するため、雑味のない上質な味わいを楽しめます。

エスプレッソの歴史と語源は?

エスプレッソは、19世紀末から20世紀初頭にかけてイタリアで誕生したコーヒーの抽出方法です。1901年、ミラノの「ルイジ・ベッツェラ(Luigi Bezzera)」が高圧蒸気を利用して1杯ずつコーヒーを抽出するマシンを開発し、特許を取得したとされます。
その後、1904年に「デジデリオ・パヴォーニ(Desiderio Pavoni)」がベッツェラの特許を買い取り、1906年のミラノ万国博覧会に「Bezzera」という名で出品しました。これがエスプレッソの起源とされます。
エスプレッソの語源は、「急行」を意味するイタリア語「espresso」に由来するとされています。そのほかにも、「圧力」を意味する「express(押し出す)」や、「個別に」を意味する「expressly(特別に)」から来ているという説もあります。

エスプレッソの象徴「クレマ」とは?

クレマとは、エスプレッソの表面に形成されるきめ細かな泡のことで、イタリア語で「クリーム」を意味します。ゴールデンブラウン色のクリーミーな泡は、コーヒーの風味や香りを逃がさない「ふた」のような役割を果たします。
基本的にクレマは、最適な条件で抽出しないと現れません。これにはバリスタの技術が大きく影響し、コーヒー豆の挽き具合、タンピング(コーヒー粉を押し固める作業)の圧力、抽出時の湯温や圧力など、さまざまな要素によってクレマが形成されるかどうかが決まります。なお、良質なクレマは簡単には消えず、かき混ぜてもすぐに元の状態に戻ります。

エスプレッソとドリップコーヒーの違いとは?

エスプレッソとドリップコーヒーは、味わいや香り、抽出方法に大きな違いがあります。ここでは、それぞれの特徴をくわしく解説します。

抽出方法が違う

エスプレッソは高温・高圧の湯を使い、短時間でコーヒー液を抽出します。具体的には、9気圧程度の水蒸気の圧力をかけ、91〜93度の熱湯を15〜30秒で通過させます。これにより風味成分が凝縮され、濃厚な味わいが生まれます。
一方、ドリップコーヒーは断続的にお湯を注ぐことで、コーヒー粉に含まれる成分がゆっくりとお湯に溶け出すことで抽出されます。抽出時間は2〜4分程度が一般的。コーヒー粉とお湯がじっくりと接触することで、豆本来の風味や味わいを引き出します。

最適な豆の挽き方が違う

エスプレッソは抽出効率の観点から、極細挽きのコーヒー粉が適しています。粉の表面積を最大限に増やすことで、短時間で十分にコーヒーの成分を抽出できるためです。対して、ドリップコーヒーには中細挽きから粗挽きの粉が適しており、比較的時間をかけて抽出することでしっかりと風味を引き出します。

味わいや香りが違う

エスプレッソはコーヒーオイルが乳化するので、濃厚かつ強い風味が特徴です。また、抽出後の表面に「クレマ」と呼ばれる泡ができます。これが香りを閉じ込め、豊かな味わいをもたらします。
ドリップコーヒーは、じっくり抽出する過程で豆本来の風味を丁寧に引き出します。バランスの取れた味わいと繊細な香り、そして豆の個性を感じやすい抽出方法です。

必要な器具や設備が違う

エスプレッソを淹れるには、専用のエスプレッソマシンが必要です。エスプレッソマシンには「電気式」と「直火式」の2種類があります。
電気式エスプレッソマシンは高価で、使いこなすには専門知識が求められます。一方、直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)は比較的手頃な価格であり、初めてエスプレッソを淹れる方におすすめします。
対してドリップコーヒーは、ドリッパーやペーパーフィルター、ケトルといった手軽な道具で淹れられます。

自宅でも試せる?エスプレッソの抽出方法

ここでは、主なエスプレッソの抽出方法をご紹介します。

エスプレッソマシン

エスプレッソ用に細かく挽いたコーヒー豆を、高いポンプ圧をかけて抽出するマシンのことです。エスプレッソマシンは大きく4種類に分類されます。

  • ・全自動タイプ

    全自動タイプは、豆の挽きから抽出まで、すべての工程を自動で行うエスプレッソマシンです。ボタンひとつで誰でも簡単に本格的なエスプレッソを楽しめます。

  • ・セミオートタイプ

    セミオートタイプは、抽出機能のみを搭載したマシンで、豆の挽きや粉の詰め込みなどは手動で行います。手間がかかりますが、味わいを細かく調整しやすいのが特徴です。

  • ・カプセル式

    専用のカプセルを使用して抽出するタイプです。カプセルをマシン本体にセットしてボタンを押すだけで、おいしいエスプレッソを抽出できます。ただし、専用カプセルのコーヒーしか使えないため、豆選びの選択肢が限られます。

  • ・手動式

    すべての工程を手動でおこなうタイプです。レバー操作によって圧力を細かく調整できるため、本格的なエスプレッソを淹れることができます。ただし、手動で行う分、相応に技術が求められます。

マキネッタ

マキネッタは「直火式エスプレッソマシン」の総称で、イタリアの一般家庭で広く使われています。ボイラー・フィルターバスケット・サーバーといった3つのパーツで構成され、別名「モカポット」や「モカエキスプレス」と呼ばれる器具です。
使用方法はシンプルで、ボイラーに水を入れ、フィルターバスケットにコーヒー粉を詰めて直火にかけるだけです。蒸気圧によってお湯がコーヒー粉を通過し、上部のサーバーに濃厚なコーヒーが溜まります。エスプレッソマシンに比べて安価で電源も不要なため、最近はキャンプなどのアウトドアでも使われています。

多彩なバリエーション!エスプレッソの種類

エスプレッソにはさまざまなバリエーションがあり、種類ごとに味わいや香りが異なります。ここでは、エスプレッソの主な種類をご紹介します。

  • ・エスプレッソ

    エスプレッソの基本形で、細かく挽いたコーヒー粉に高圧の熱湯を通して抽出します。通常、30ml程度の少量で抽出され、濃厚な味わいと豊かな香りを楽しめます。

  • ・リストレット

    エスプレッソをさらに濃縮させたものです。通常の半分の水量で抽出するため、より濃厚で強い味わいになります。

  • ・ドッピオ

    ダブルエスプレッソとも呼ばれ、通常のエスプレッソの2倍量を抽出したものです。朝の目覚めや長時間作業時に好まれます。

  • ・アメリカーノ

    エスプレッソにお湯を加えたドリンクです。通常のブラックコーヒーに似た味わいですが、エスプレッソを使用しているため、より複雑な風味になります。

エスプレッソはアレンジメニューも豊富

その濃厚な味わいと風味から、多種多様なアレンジを楽しめるエスプレッソ。代表的なアレンジメニューをいくつかご紹介します。

  • ・カプチーノ

    エスプレッソ・フォームドミルクを2:8の割合で組み合わせたドリンクです。ココアパウダーやシナモンをトッピングすることで、見た目と味わいの両方を楽しめます。
    ※地域やコーヒーショップによって割合のレシピが異なる場合もあります。

  • ・カフェラテ

    エスプレッソにたっぷりのスチームドミルクを加え、表面に薄いフォームドミルクを乗せたドリンクです。エスプレッソ1/3に対して、エスプレッソ・スチームドミルク・フォームドミルクが2:7:1の割合で作られます。

  • ・フラットホワイト

    エスプレッソにスチームドミルクを加えたもので、ラテに比べるとコーヒーの比率が高くなります。泡立ちが少なく、なめらかな質感が特徴です。

  • ・カフェモカ

    エスプレッソにチョコレートシロップやココアパウダーを加え、スチームドミルクを注いだドリンクです。ホイップクリームをトッピングすることで、さらにリッチな味わいを楽しめます。

  • ・マキアート

    マキアートには、エスプレッソマキアートとラテマキアートの2種類があります。エスプレッソマキアートは、エスプレッソに少量のスチームドミルクを加え、エスプレッソのコクとほろ苦さ、ミルクの柔らかさを同時に楽しめます。
    一方のラテマキアートは、スチームドミルクにエスプレッソを注いだものです。ミルクの風味を主体としつつ、コーヒーの香りを楽しめます。

  • ・エスプレッソを使ってラテアートも

    ラテアートとは、エスプレッソコーヒーにスチームドミルクやフォームドミルクを注ぎ、エスプレッソの茶色とミルクの白色のコントラストを使って絵柄や模様などのアートを描くことです。

  • ・アフォガートなどデザートにも

    アフォガートは、バニラアイスクリームに熱いエスプレッソをかけたイタリアのデザートで、「溺れる」という意味を持つイタリア語が由来とされます。熱いエスプレッソと冷たいアイスクリームのコントラストが絶妙で、コーヒーの苦味と甘みのバランスが取れた一品です。

ショップでエスプレッソを楽しもう!

ドリップコーヒーなどに比べると、エスプレッソを自宅で楽しむのはややハードルが高いかもしれません。本格的なエスプレッソを味わいたいなら、ぜひカフェ レクセルなどの専門店にお越しください。

  • ・カフェ レクセルではラテアートが楽しめる!

    カフェ レクセルは、スペシャルティコーヒーと日本のコーヒー文化の融合がテーマのカフェ。1杯ずつ丁寧に抽出したスペシャルティコーヒーをお店で楽しむことができます。さらに、熟練のバリスタが理想のカフェラテを提供するために、細心の注意を払いながら淹れています。まるで芸術作品のようなラテアートを楽しめるのも、カフェ レクセルの特徴です。同じ種類のアートでもスタッフによって個性が異なるので、表現の違いを見比べても面白いかもしれません。

カフェ レクセル

  • ・エクセルシオール カフェこだわりのカフェラテ

    エクセルシオール カフェでも、エスプレッソメニューを楽しむことができます。そのなかでも、エスプレッソを使用したカフェラテが人気。
    エクセルシオール カフェが求める理想のカフェラテは、ミルクのやさしい甘さとコーヒーのコクを感じられる味わいです。その味わいを実現するため、苦味や酸味を抑えたやさしい香味のコーヒーに、北海道根室・釧路地区産の生乳を使用しています。
    理想のカフェラテには、ミルクの温度と口あたりも重要なポイントです。ミルクの甘みが一番感じられる理想の温度は、60~64度。この理想の温度を保ちつつ、ウェットでなめらかな口あたりのミルクを作るために、独自のプログラムによって鍛えられたバリスタがスチーミングの技術を日々磨いています。エクセルシオール カフェのこだわりが詰まった、豊かな甘みとコク深さ、やさしい余韻のある1杯をお楽しみください。
    エクセルシオール カフェ

自宅で、お店で、おいしいエスプレッソを楽しもう

濃厚な風味と香りが魅力のエスプレッソ。自宅でエスプレッソマシンやマキネッタを使って楽しめるほか、コーヒーショップではバリスタが丁寧に淹れる1杯を味わえます。カプチーノやカフェラテ、アフォガートなど、多彩なアレンジが楽しめるのも魅力です。まだ飲んだことがない方は、ぜひエクセルシオール カフェやカフェ レクセルでエスプレッソを注文してみてください。

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