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【ブルーマウンテンコーヒー】カリブ海に浮かぶ「ジャマイカ」/旅する博士

日本で高い人気を誇るコーヒー「ブルーマウンテン」。ブルマンといった風に略されて呼ばれることも多く、缶コーヒーの商品名などでも見かけることがあります。今回は、そんなブルーマウンテンコーヒーについて詳しくご紹介したいと思います。
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トピックス
  1. 「ブルーマウンテン」の原産地、ジャマイカとは?
  2. ブルーマウンテンコーヒーとは?
  3. ブルーマウンテンコーヒーの特徴
  4. ブルーマウンテンコーヒーのおすすめの飲み方
  5. ドトールコーヒーで楽しめる「ブルーマウンテン」
  6. コーヒーの王様「ブルーマウンテンコーヒー」

「ブルーマウンテン」の原産地、ジャマイカとは?

まずは「ブルーマウンテン」の原産地であるジャマイカについて、簡単にご紹介します。
ジャマイカは、カリブ海に浮かぶ美しい熱帯海洋性気候の島国です。名前の由来は、先住民であるアラワク人の言葉「ザイマカ(森と泉の島)」から来ているとされています。有名な観光地としては、世界でも知られるドクターズ・ケーブ・ビーチやセブンマイルビーチなどが挙げられます。

国土面積は、岐阜県とほぼ同じ大きさです。東から西へと壮大な山脈が広がり、そのなかでも東部に位置する主要山脈ブルーマウンテンは、ピークの標高が2,256mあり、国内最高峰です。このブルーマウンテンを含む山脈と隣接するジョン・クロウ山地は、国立公園として世界遺産にも登録されています。そしてこの地域で、高品質なブルーマウンテンコーヒーは生産されています。

ジャマイカでのコーヒーの歴史

ジャマイカのコーヒーの歴史は、1728年ごろにまで遡ります。マルティニーク島から初めてコーヒーの木の苗が持ち込まれたことがきっかけです。持ち込まれた苗木はブルーマウンテンエリアに植えられ、その後イギリス政府の指導により生産数が増加。19世紀に入ると栽培も急拡大します。
しかし、奴隷制度の撤廃や傾斜地での栽培の弱点、ハリケーンなどの自然災害により、1930年代には生産量と品質が大きく低下しました。この品質低下の影響で、大手取引先であったカナダはジャマイカコーヒーの輸入を停止してしまいます。

この危機を受けて、イギリス政府は復興策を実施。日本企業による生産支援なども行われました。その後、1948年にはジャマイカのコーヒー産業公社(CIB)が設立。CIBはジャマイカ産のコーヒー豆のブランド化を推進し、世界初のブランド化コーヒー豆となりました。2018年1月1日にはCIBの機能がジャマイカ農産品規制公社(JACRA)へと移り、現在も品質維持のための活動が行われています。

ブルーマウンテンコーヒーとは?

ブルーマウンテンコーヒーは、ジャマイカのブルーマウンテン地域で栽培される世界屈指の高級コーヒー豆です。名前は、コーヒーが栽培されるブルーマウンテン山脈に由来しています。
この地域は標高が高く、気候特性として日中と夜の間の寒暖差が非常に激しいため、コーヒー豆がじっくりと時間をかけて成長するという特徴があります。このような気象条件が、ブルーマウンテンコーヒーの豊かな風味や高い品質を生み出す理由です。特別な環境で育まれたブルーマウンテンコーヒーは、その独特の風味と質の高さから世界中のコーヒーファンに愛されています。

世界最高級品と評される「ブルーマウンテン」の条件

「ブルーマウンテン」という名前は、コーヒー産業公社(CIB)が定めた一連の厳格な基準を満たしたコーヒーだけが名乗ることができる名誉ある称号でもあり、現在は上記のジャマイカ農産品規制公社(JACRA)が品質検査を行っています。
コーヒー豆の味や色合い、形状、大きさだけでなく、使用される農薬の種類や量、収穫の方法や時期など、生産工程全般に対して厳しい基準が設けられています。最終的には、JACRAの検査官が、煎り豆の状態や、香り・酸味・コク・後味・雑味や異味異臭の有無など定められた味覚鑑定を行っているのです。
徹底的な審査を経て、最高評価「No.1」を受けることができるのは、全体のわずか3割程度。その品質を損なわないよう、消費国では主にストレートコーヒーとして販売されます。なお、最高評価に届かなかった等級の豆は、ブレンドコーヒーの材料として使用されることが一般的です。
ブルーマウンテンコーヒーが世界最高級のコーヒーとしての評価を受けているのには、こうした理由があるのです。

ブルーマウンテンコーヒーの特徴

次に、ブルーマウンテンコーヒーの持つ味わいや香りなどの特徴について見ていきましょう。

味わい

ブルーマウンテンコーヒーのもっとも際立つ特徴は、上品な口あたりと調和の取れた味わいです。この唯一無二のおいしさが「コーヒーの王様」としての称賛を受けている理由でもあります。苦味が少なく後味がクリアですっきりとし、かつホワイトチョコのようなやさしい甘さがある点は、コーヒー初心者からも人気です。

香り

ブルーマウンテンコーヒーの香りもまた、特筆すべきポイントです。芳醇な香りはコーヒー愛好者を魅了し、焼き栗のような香ばしさと例えられることも少なくありません。香りを生かすために、ブレンドする際には香りが弱いコーヒー豆と組み合わせるのが一般的です。

品質

ブルーマウンテンコーヒーは、上記の厳格な品質基準に加えて、「スクリーンサイズ」と「欠点数」によって格付けされています。No.1/No.2/No.3/セレクトの4段階の等級に分類されます。なお、輸出されるブルーマウンテンコーヒーの約80%は、日本で輸入されています。
ほかにも、ジャマイカ産コーヒーの銘柄としてはハイマウンテン・スプリーム、ジャマイカ・プライム、ジャマイカ・セレクトがあります。
ちなみに、ジャマイカから輸出されるコーヒー豆のうち、ブルーマウンテン(No.1/No.2/No.3)に限っては木の樽に詰められます。これは、木の樽に入れることでコーヒー豆のダメージが軽減されるからだそうです。

ブルーマウンテンコーヒーのおすすめの飲み方

ブルーマウンテンコーヒーを飲む際は、シンプルにブラックで味わったり、焙煎度合いを工夫したりすることで、その豊かな風味や香りを最大限に引き出せます。

ブラックでの楽しみ方

ブルーマウンテンコーヒーは、はじめにブラックのまま飲んでみるのがおすすめです。
すっきりとしてクセの少ない味わいなので、コーヒー本来の風味や香りをダイレクトに感じるのが一番。少し甘みが欲しいという方は、蜂蜜を少量加えることで、自然な甘さとブルーマウンテンの風味を一緒に楽しめます。

焙煎度合について

焙煎の度合いはコーヒーの味や香りに大きな影響を与えます。ブルーマウンテンコーヒーにおいては、ミディアムローストがおすすめです。コーヒー豆の甘味・酸味・苦味が適切なバランスで引き出され、ナッツや焼き栗のような香ばしい香りも楽しめるため、ブルーマウンテンの特徴を最大限に味わえます。

ドトールコーヒーで楽しめる「ブルーマウンテン」

次に、ドトールコーヒーで楽しめるブルーマウンテンコーヒーをご紹介します。
豆タイプのレギュラーコーヒーはオンラインでのご購入だけでなく、ドトールコーヒーショップ各店舗でも取り扱っております。店舗でご購入いただいた場合は、ご希望の粒度で豆を挽くこともできます。お気軽にお申し付けください。

博士おすすめのフードペアリング

コーヒー単体でも味わいやフレーバーを感じることができますが、一緒に合わせるフードの相性によって、よりおいしく味わうことができます。フードペアリングの基本は、似たような味わい・フレーバーのコーヒーとフードを合わせることです。おすすめのフードをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ドトールコーヒーショップのブルーマウンテンは穀物やナッツ系のフレーバーが特長のコーヒーなので、フロランタンやアーモンドチョコなどのフードがよく合います。

コーヒーの王様「ブルーマウンテンコーヒー」

ブルーマウンテンコーヒーはとくに日本での知名度も高く、親しみを感じるという方もいらっしゃいます。しかし、実際の生産現場では、非常に厳しい品質管理がなされていることがお分かりいただけたと思います。次に飲む際には、「大変な苦労のなかでつくられ、品質が維持されてきたコーヒーの王様なんだ」と、思いを馳せてみてください。

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