好きな仕事も子育てもあきらめずパートナーや会社と成長し続けたい

齊藤 可奈

Kana Saito

店舗運営統括本部 DCS渋谷神南一丁目店

2011年 新卒入社

Profile大学では社会情報学を専攻。入社の理由は、自分の店を持てることと、これまで出会ったことのない刺激を与えられた同期社員がおり、こんな個性的な人材を採用する会社なら間違いない、と思ったこと。入社後は、ドトールコーヒーショップ(DCS)の店舗社員、全店舗の予算策定を行う経営管理課を経て、店長に就任。いくつかの店の業績を立て直し順調に店長のキャリアを重ねるが、新店のオープニング店長を任された時、大きな挫折を経験し休職する。それでもこの仕事が好きなので、2ヵ月後には現場復帰し、やがて店長にも返り咲く。入社5年目に出産のため産休・育休を取得。2017年4月より時短勤務で現場に復職し、セカンド社員として店長の補佐役を務める。

店長ひとりの力には限界があることを思い知る

店舗社員時代に配属された2つの店舗は、パートナーを含めすべて仕事のできる人ばかり。お客様を迎える姿勢、商品の提供、店内清掃、お客様のお見送りまでパーフェクトでした。学生時代にいろいろアルバイトを経験しましたが、これだけ完ぺきに仕事をこなす人たちと出会ったことはありませんでした。「理想とする店舗のあり方」を体で覚えることができました。
初店長を任された店舗では、ドトールが目指す「店舗の魅力」「商品の魅力」「人の魅力」「売店の魅力」が低いことが課題でしたが、短期間で評価をCからAランクに上げることに成功しました。次に任された店舗はFC(フランチャイズ)から直営に変わった店で、ここではパートナーたちに基本を徹底して学ばせることで、業績を立て直しました。
こうした実績が評価され、溜池の新店舗ではオープニング店長を任されました。しかし、ここで経験したのは大きな挫折でした。私は、まず自分ですべての業務を行いパーフェクトな仕事とは何かを示し、パートナーを引っ張るタイプのリーダーでした。それを経験者がひとりもいない新店舗で実行してしまいました。「私は店長みたいにできない」「いきなり高いレベルを求められても困る」と反発が起こりました。1人、2人と辞め、人数がどんどん減っていき、自分もつらくなりました。オープンまでの責任を必死で果たしたところで、心も体も折れ休職してしまいました。
振り返れば、私はいつも自分のマンパワーを頼りに、課題を解決していました。店長ひとりの力では限界があることを思い知り、同時に「ドトールにはやりがいも楽しさもある」と感じてもらえるパートナースタッフを育成しなければと反省しました。

責任感やプライドを持って働く成長した姿を見ると嬉しい

産休・育休から復職後の現在は、時短勤務で働きながら店長の補佐役を務めています。時短勤務の内容は、店舗や部署によって異なります。ドトールでは本人の希望を考慮し、働く時間帯を決めることができます。
店舗にはレジ業務、ドリンク、フード、清掃、それ以外にも細かい業務があります。私は、パートナーがそれぞれのポジションで最大限の力を発揮できるよう、人を的確に動かす司令塔の役割を店長から任されています。この時間帯はこのポジションにこの子がいいと適材適所を考え、業務を振り分けます。また合間を見て、トレーニングのメニューやタイムスケジュールも考えます。心がけているのは、コミュニケーションの量を増やし、相手を知ろうとすることです。どんなことを言ったときに、どんな表情をするのか。それを細かく観察し、理解してから役割を与え、モチベーションを発揮できる仕事かどうかを確認します。
7年間仕事を経験していますが、新人パートナーの育成は難しいですね。一人ひとりの個性や長所を十分理解したつもりでも、失敗することもあります。でも、責任感やプライドを持って働くまでに成長した姿を見ると、とても嬉しくなります。

優秀な社員が辞めず子育てしながら働けるようにするために

待機児童の問題は、いま大きな社会課題になっています。私も数多くの保育園をまわり、ようやく子供を入れることができました。好きな仕事を続けたいのに子供が保育所へ入所できず、現場復帰ができない方が増えていることを、身をもって実感しました。
これは私の夢なのですが、ドトールの優秀な社員が辞めず、子育てしながら働けるようにするために、例えばベビーシッター代補助制度や保育手当、病児保育所提携などの福利厚生の充実や、生産性を重視した6~7時間労働など働き方の改革・検討を、全社規模で行えたらと思っています。また、ドトールで保育園を作れば、社員・パートナーを含め継続的な人材の確保と社会課題の解決を、同時に実現もできます。この希望は会社にも伝えており、保育園にDCSを併設した業態の事業モデルなども提案しています。このプロジェクトがもし動けば、本当に画期的だと思います。実現するかどうかはまだ分かりませんが、ドトールはこうした改革に向けた前向きな意見であれば、上司も役員も聞いてくれる会社でもあります。ドトールが好き、仕事も好きなので、より働きやすい会社へと当事者として変えていきたいと思っています。

1日の流れ

5 : 00 起床
7 : 15 出勤・メール、シフト等確認
8 : 00 カウンター業務(事務業務として、トレーニングメニュー・タイムスケジュールの作成など)
10 : 00 休憩・発注
11 : 00 カウンター業務(新人パートナーの育成など)
16 : 00 退勤
17 : 30 保育園お迎え

キャリアステップ

2011年 入社・研修
2011年 DCS京王府中店 店舗社員(人事部所属)
2011年 DCS吉祥寺元町通り店 店舗社員(人事部所属)
2012年 管理統括本部 経営管理課
2013年 直営統括本部 DCS駒沢大学駅前店 セカンド社員
2013年 DCS府中フォーリス店 店長
2014年 DCS高田馬場4丁目店 店長
2014年 DCS溜池山王店 店長
2015年 休職
2015年 DCS駒沢大学駅前店 セカンド社員
2015年 DCS等々力店 店長
2015年 産休・育休
2017年 復職 DCS渋谷神南一丁目店 セカンド社員